■ くわこのぺーじ ■
こんにちは。桑子です。犬について書きます。
私は犬を飼っていました。私が、遥か昔、小学生だった頃、迷い込んだ犬を、飼いたい!飼いたい!絶対毎日散歩するから!とお願いして飼ってもらったけれど、見事に散歩が3日坊主だったので、正確には、私の母が犬を飼っていました。
名前はロビン。メス。「雑種」という血統書がついていうのか?!といくらい、フツーの犬。読売新聞のコボちゃんに出てくる犬に似てます。ロビンなんて男の子みたいな名前を付けた理由は、近所のおばちゃんが「この子は、男の子だね」の言葉を何の疑いもなく信じてしまい、1年間オスとして育ててしまったのです。
散歩は1日2回、好き嫌いなく何でも食べ、底なしの胃袋を持ち、ほとんど吠えず、かろうじてお手とお座りができ、暖かい日は日向ぼっこをして過ごし、人の話がよく聞ける(聞いていると思っているのは人間だけ?!)いい犬でした。
趣味は、拾い食いと、草の中で背中をズリズリすること。小屋の前の土の中に埋まること。
特技は、訪問者には誰にでもしっぽを振りまくる、ソトヅラの良さ。時間がわかること。散歩に行く、朝7時と夕方4時になると吠えてお知らせ。しかも、私の母が家にいる時だけ吠える、現実主義。
好きなことは、散歩とエサと、犬小屋の毛布の上で寝ること。
そんな生活を15年。おばあちゃん犬になって、人間と同じように、筋肉が落ちて、骨が弱り、歩くのもままならなくなりました。ボケて、夜になると遠吠えするようになりました。けど、散歩だけは何が何でも行きたがり、抱きかかえて(引きずって?!)散歩に連れて行きましたが、ついに、起き上がれなくなりました。
15年間、欠かさず行っていた散歩に行けなくなった朝、エサも食べなくなり、その日の夜にロビンは死にました。
動物は、死期がわかるといいます。普通は、足腰が弱り、歩けなくなり、寝たきりになって、食べれなくなり、水が飲めなくなって犬は死んでいくそうですが、うちのロビンは、大好きな散歩に行けないなんて嫌だと、エサが食べれないなんて嫌だと、最後のワガママを言って、いつもの毛布の上で死んでいきました。
犬も人間と同じように、病気になり、ボケたりします。人間よりもはやく、年を取ります。うちの場合、最後の1ヶ月は夜鳴きがひどく、1時間に1回吠えて、散歩に行かないと鳴き止まない状態になり、夜通し私と母が交代で散歩に行きました。白々明けてくる空を見ながら、疲れた、早く寝たい、早く死なないかな、と思う時さえありました。
犬だけでなく、動物を飼うということは、その動物を最後まで面倒みることです。元気で、可愛い時だけがペットではありません。世話をするには時間も割かなければならないし、健康を管理するにはお金も掛かります。人間の都合に合わせてくれない、飼い主なくては死んでしまう点でいえば、家族の一員という言葉以上に大変です。
しかし、私は犬を飼って本当に良かったと思っています。犬を飼って、犬が大好きになったし、散歩に行くと、普段目にとまらない花や、景色に目が行き、季節の移り変わりを肌で感じることが出来ます。それ以上に、犬を飼うということ、犬の情の深さを知り、ロビンを通じて命が生まれて、亡くなるということを間近で経験することができたことは、私の人生においてとても大きなことだと思います。
犬は人間の心がわかります。犬は人間の心を癒します。母が病気で入院した時、いつもは、リードがちぎれるくらい走って散歩に行くロビンが、その日は少し歩いては私を振り返り、また少し歩いては振り返り…。私はその優しい目を忘れることはないでしょう。
次また機会があったら、犬を飼いたいなーと思います。次はせめて、拾い食いをしない、土の中に埋まらない犬がいいな。いやいや、こうなったら次は絶対セレブな犬を飼うぞ!チワワとか~ミニチュアダックスとか~。そして、セレブな名前を付けて~セレブな洋服とか着せて~セレブな街を散歩するのだ!!!そして・・・
桑子先生もセレブになります♪
次回の更新はいつになるかわかりませんが、我が家に起こった「ネコとハムスターを同時に飼った時の大事件」をテーマに書きますので、お楽しみにね♪