塾長挨拶
こんにちは。
わたしたち朱学館は足利の街に開校して21年目になる進学塾です。あっという間の21年だったという思いがしますが、今回わたしたちのホームページを開設するにあたり、朱学館とはどのような塾なのか。開館当初の様子からお話ししたいと思います。
進学塾として開設
学習塾には補習塾と進学塾とに大別できますが、わたしたちは当初から進学塾として開校いたしました。ものを知らなかったといわれれば返す言葉もありませんが、私(塾長黒川)自身が都内の進学塾・予備校を中心に、学習指導の経験を積んできたからです。学習塾は東大セミナーといい、いまは千葉県の市進学院(大規模塾)に吸収され影も形もなくなってしまいましたが、猛烈進学塾のはしりのような塾で、中学受験と高校受験を指導していました。予備校は大学入試指導センター育英という、当時としては珍しい現役生を対象とする予備校で、土日に集中講義をするかたちをとっていました。夏期講習などは大忙しで、工学院大の階段教室などを借り受けマイクで授業をするというふうでした。結婚後、故郷の足利に帰り、足利の教育状況などわかりもせず、自分のイメージの塾を開設するしか能がなく、東大セミナー流の進学塾をスタートしたのでした。すでに足利に根づいていた足高の同級生たちは、開設をやめろというものが多かったのを覚えています。私が都内で教えてきた科目は国語のみで、同級生たちは、黒川のやる塾なのだから国語塾なのだろうと考えたのかも知れません。当時の足利には英語や数学の専門塾はあっても国語を中心に教える塾などというものはありませんでした。
同級生たちには奇異なものに見えたのでしょう。しかし、わたしの考える塾はわたしが国語のみを教える形の進学塾、つまり、国語というやっかいな科目はすべてわたしが担当する。他の受験科目は専門の責任のある講師が担当するという形態です。朱学館の「館」というネームをかぶせたのも複数の職員による運営ということを考えたからでした。これは後日談になりますが、栃木進学模試を主宰する統一テスト会の元会長の坂本氏が「塾長で国語しか教えていないのは黒川さんだけだよ」ということばは大きなほめことばに聞こえたことでした。
同級生たちの予想は確かに1年目の朱学館には的中したといって良いと思います。しかし不思議なことに2年目くらいから逆に国語だからこそ来るという生徒が増えてきたのです。そのうえ、国語を受講する生徒の特徴は、英数はすでにある程度の成績は確保している、その力をさらに強固なものにしていくために国語を必要とするという、お考えの父兄が朱学館を選ぶことが多く、できる生徒の進学塾という様相を呈してきたのです。